屋根塗装の初めての塗り替えは縁切りしない?縁切りの工法もご紹介!

query_builder 2023/05/31
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屋根の耐久性を高めるために定期的に必要な屋根塗装。
その工程の中で行われることが多い「縁切り」について、詳しく知らない方は多いのではないでしょうか。
今回は、どんな時に縁切りをする必要があるのか、または必要ないのかについて解説します。
ぜひ参考にしてください。



□屋根塗装の始めての塗り替えは縁切りする?しない?

新築住宅の屋根塗装で初めての塗り替えをする際、縁切りはしないことが多いです。
その理由は、新築の屋根は屋根材の重なっている部分に隙間が空いていることが多く、雨の通り道が確保されているからです。
また、仮に隙間部分に塗膜があるとしても薄いため、雨水が溜まってしまう可能性は低いと考えられています。

また、屋根が急勾配である場合も、縁切りはしなくて良いことが多いです。
その理由は、急勾配であるため雨が降っても屋根の上に雨水が溜まりにくくなっているからです。

ただし、上記のような場合以外は屋根塗装する際に縁切りするようにしましょう。
縁切りしなければ、雨漏りの発生や屋根材の腐食などのトラブルが発生してしまい、住宅の寿命が急速に縮まってしまうからです。

□縁切りの工法をご紹介!

縁切りの工法は、以下の2つがあります。
・従来の工法
・タスペーサー工法

従来の工法とは、屋根の上にのぼり、金属のヘラやカッターなどを使用して屋根材が重なってしまっている部分に隙間を作っていく工法です。
現在の縁切りは、この工法ではあまり行われていません。
ヘラやカッターなどで隙間を作る際に屋根材を傷つけてしまったり、塗装が完了した後に上にのぼって作業するため塗装が汚れてしまったりするなど、タスペーサー工法と比較してデメリットが多いからです。

タスペーサー工法は、タスペーサーという道具を屋根材の重なった部分に入れることで隙間を作る工法です。
この工法は屋根塗装の中塗りと上塗りの間に行われるため、完成した後の塗装を汚す心配がありません。
また、従来の工法は2人がかりで終日かかるのに対し、タスペーサー工法は1人がかりで3時間程度で完了できるため、手間も時間もかからないというメリットもあります。

□まとめ

今回は、屋根を始めて塗り替える際に縁切りは必要であるのか、また縁切りの工法についてご紹介しました。
屋根を始めて塗り替える際や屋根が急勾配の際は、屋根塗装の際に縁切りは必要ないことが多いです。
ただし、それ以外の場合は家の寿命を保つためにも縁切りが必要です。
屋根塗装を検討されている方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。

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