屋根塗装における縁切りとは?縁切りが必要ないケースについてもご紹介!

query_builder 2023/04/15
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屋根塗装の様々な工程の中の1つに、縁切りがあります。
文字を見る限りでは塗装と関係なさそうに見えるため、どんな作業なのかがイメージしづらい方が多いのではないでしょうか。
今回は、屋根塗装における縁切りとは何か、また屋根塗装において縁切りが不要なケースについてご紹介します。

□屋根塗装における縁切りとは?

屋根塗装における縁切りとは、屋根材と屋根材が重なり合っている部分をカッターや皮切りなどを用いて切り、隙間をあけていく作業のことを言います。

縁切りが必要な理由は、雨漏りの発生を抑えるためです。
屋根に降り注いだ雨水は、屋根材と屋根材の隙間を通って落ちていきます。

しかし、屋根材と屋根材が重なってしまっていると、雨水が落ちずに溜まってしまいます。
長時間溜まると屋根の内部に雨水が浸入してしまうため、雨漏りの発生に繋がるのです。

□屋根塗装において縁切りが必要ないケースはある?

屋根塗装において縁切りが必要ないケースを3つご紹介します。

1:吹き付け塗装をするケース
吹き付け塗装とは、吹き付け機械やエアースプレーなどを使用し、霧状の塗料を吹き付けて屋根塗装する方法です。
この場合、瓦の隙間に塗料が入りこみづらいため、縁切りは不要になることが多いです。

2:そもそも屋根塗装自体が必要ないケース
モニエル瓦や日本瓦、セメント瓦、ガルバリウム鋼板、トタン製の屋根は、そもそも耐水性、耐久性に優れているため、屋根塗装はあまり必要ありません。

ただし、劣化によって屋根塗装が必要になった際は縁切りが必要になるケースが多いので注意が必要です。

3:屋根が急勾配であるケース
屋根の勾配が5寸以上の急勾配である場合、雨水は自然と流れていくため、縁切りをして雨水の通り道を作る必要はありません。
また、勾配の度合いは数値が上がるにつれて急になります。
3寸以下の場合はゆるやかな勾配になりますので、縁切りが必要です。

4:スレート瓦が反っているケース
スレート瓦は経年劣化すると反っていきます。
反ったことで3ミリメートルから5ミリメートル程度隙間ができている場合は、縁切りは不要です。

□まとめ

今回は、屋根塗装における縁切りとは何か、また屋根塗装において縁切りが不要なケースについてご紹介しました。
屋根塗装における縁切りとは、屋根材同士が重なっている部分を切ることで雨の通り道を作ることです。
全ての屋根塗装において縁切りが必要なわけではないため、ご自身の屋根が縁切りが不要なケースに当てはまるかを確認しておきましょう。

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