屋根塗装を足場なしで行うのはダメ!足場が必要な理由とは?

query_builder 2022/09/27
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高所で作業する屋根塗装には、常に危険が伴います。
その危険をできるだけ減らし、職人さんが安心して作業できる環境をつくるためにも、足場は欠かせません。

しかし、足場を設ける理由は単に職人さんの安全を確保するためだけではないのです。
今回は、屋根塗装の際に足場が必要な理由を解説します。

□屋根塗装は足場なしでできる?

結論から申し上げますと、ほとんどの場合、屋根塗装には足場が必要です。
足場が必要な理由は以下の通りです。

1つ目の理由は、労働安全衛生規則で規定があることです。
厚生労働省が定めている労働安全衛生規則では、作業者の安全を確保するために2メートル以上の高所作業の際は、足場を設ける必要があると定められています。

一般的な2階建て住宅の屋根は6〜8メートルで、平家でも3〜5メートルです。
それほどの高い場所では、足を滑らせた際には重大な事故が発生する可能性があります。
職人さんの安全を確保するために、足場は必ず設けましょう。

2つ目の理由は、近隣に水や塗料が飛散する可能性があることです。
足場がないまま塗装を始めると、飛散した水や塗料を防ぐものがありません。
そのため、近隣の壁や庭などを汚してしまう恐れがあるのです。

3つ目の理由は、不安定な作業で品質が落ちる可能性があることです。
安全ではない場所で屋根塗装してしまうと、品質が悪くなる可能性があります。
職人さんは身の安全を守ることに必死になるため、塗装の品質が落ちてしまうのです。

□足場がなくても屋根塗装できるケースとは?

屋根塗装の際には一般的に足場が必要と説明しましたが、実際には必要ない場合も存在します。

それは、墜落する可能性の低い陸屋根や屋上を塗装する場合です。
労働安全衛生規則にも、労働者に危険が及ぶ可能性がある場合は足場が必要と記されています。
そのため、陸屋根では足場は必要ないのです。

また、ゴンドラや高所作業車で作業できる無足場工法においても、足場は必要ありません。

ただし、高所作業車を設置する場所や屋上に置く特別な設備が必要になるため、作業のハードルは高いということを覚えておきましょう。
また、特別な設備のために費用が高くつくことがあり、向き不向きが存在することも理解しておいてください。

□まとめ

屋根塗装において足場が必要な理由をお分かりいただけましたでしょうか。
職人さんの安全を確保し、近隣トラブルを避けるためにも足場の設置は必須です。

しかし、陸屋根や無足場工法で塗装する際は足場が必要ない場合もあることを理解しておきましょう。
屋根塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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